おはようございます
Le vent です
夏の短い期間のみ 観光連絡船が運航されている小さな島に行く事にしました 街の観光案内所で案内を乞うと 船の発着する漁港に行くには 本数が少ない観光客向けのバスの他 地元の路線バスがあるとのこと 翌朝早くの路線バスを利用することにしました
宿を探さねばなりません 港は 郊外の丘陵を越えた海沿いに走る道路沿いにあるらしいのです ホテルを探しましたが 小さな集落があるだけでホテルはありません 幸運にも B and B が一軒 バス停のすぐ近くありました
タクシーで近くまで行くと 目的のB and B は 丘陵を背に可愛らしくペイントしたお宅でした 大して広くない玄関で 大柄の女主人が立ちはだかるように迎えてくれ 取ってつけたような笑顔で事務的な説明の後 部屋に案内してくれました 部屋はこの女主人の印象とは全く反対で 室内は壁紙を始め レースと可愛い花柄で埋め尽くされ ベッドもかなり乙女チックなレイアウトです
翌朝の朝食は家庭的な食堂に ビュッフエスタイルで用意してありました 甲斐甲斐しく動き回ってサービスしているのは 優しい物腰と話し方の小柄な男性でした 何よりのごちそうは焼きたてのパン かごに山盛りです 飲み物 卵料理 ベーコン ソーセージ チーズ フルーツなどとても美味しい食事 食事担当はこのご主人 美味しいパンも早朝から焼いたとのこと
かかあ天下(差別用語?)と呼ばれそうな雰囲気のお二人の 見事な連携プレーを感じるB and B でしたが 送りだして下さったご主人の姿 お疲れがありありと見えました さて!食事だけの担当なのでしょうか あの部屋の優しいレイアウトやお掃除もご主人担当かなと 余計なお世話ですが思ったものです
とても印象的でいこごちの好い B and B でした もう二度とは行けない所 多分あのお二人もぐっとお年を召しておいでのことと 想像します