おはようございます
le vent です
今年もまた山口県を旅してきました 以前何気なく練った旅のプランの延長で山口を訪れ 偶然出会った場所がストンと心に落ちてしまいました 以後もう十年近く飽きずにその場所へ出かけています 最初の頃は別として利用するホテルもレンタカーも固定し 県内をめぐるコースもほぼ頭に入っています
山口県は全く初めての場所ではありません 転勤族であった家族が昔住んでいたからです 学生時代 休みの度に訪れていました 瀬戸内海側の街でした 住宅のある丘からは巨大なコンビナートの施設 工場が横に大きく立ち並び その向こうには時間によっては海面が白く輝く瀬戸内の海がありました 巨大な「日章丸」を見た記憶もあります
当時の山口の観光は 山口市内 秋芳洞 秋吉台 またお隣 広島県に足を延ばして岩国 宮島などが定番で友人が来るたびに出かけたものです そのためか山口は食傷気味になってしまい 社会に出てからも旅のプランを練る度に山口県はパスするようになっていました
さて 山口に行くには山陽新幹線を利用します 新山口駅か新下関駅での下車なのですが 両方の駅とも旅のスタート前のトイレがどうにも不快なのです 以前にも書いたのですが新幹線の駅のトイレは言葉にならない程の前近代的なもので これが玄関口のトイレかと 旅の始まりと終わりに 不平たらたらになります 新幹線から下車の前に車内でトイレを済ますという習慣が身につきました
山口の旅は駅に限らず観光地 道の駅など トイレに関しては お世辞にでもお薦めできず山口県の方々はこの和式のトイレに不満は無いのかとさえ思っていたものです
今年は 新下関駅下車 のプランにしました 「のぞみ」は新山口駅にしか止まりません「こだま」乗り換え待ちの間 外のコンコースに出たいと改札に相談したところ 即座に「ダメです」の一言 ホームに戻るしかありません しかたなくホーム下のあの汚いトイレでも利用しようと行ってみたのです
「なんということでしょう」トイレが 超近代的に変わっていました 「キャーッ 素晴らしい!!」トイレが美しく清潔であることの幸福感 小さなタイルを囲った目地の黄色く汚れた壁は 最新のピカピカの建築資材に変わり 便器は和式が様式になり しかもウォシュレットになっていました 感動 感謝
向かった新下関駅 此方もまさかの最新の近代的なトイレに変わっていました「こうでなくちゃ 山口県」 今回は「道の駅」に寄る機会が無かったのですが 和式の多い山口県の観光地のトイレ それらも最新式に変わったのでしょうか