おはようございます
le vent です
幾つになっても年を重ねても 新しいお洋服を買うのは嬉しいこと 先日ショッピングに出かけました
どのショップも明るく整然として 若く美しい販売員が花を添えています 販売員の年齢は娘か 孫ぐらいかな フロア全体は レイアウトを始めどのショップも似たり寄ったり 肝心な洋服は といえば 今年の流行のデザインと素材とカラーで溢れ 違いと言えば 販売員の「顔」位でした フロアを変えても似たようなもの
服はすべてヤング対象で そのことに販売員に問いかけでもしようものなら 若い販売員は「お客様 そのようなことはございません」と即座に否定するものです 此方はこれでもヤングを経験してきた「おばさん」です 若さは卒業しましたが ファッション経験は豊富です 内心は軽蔑されてるのを承知しています
最近に限らずおばさんの服はどこかに追いやられて 溢れるヤング服の中から探しださねばなりません しかも娘や孫のような販売員が「よくお似合いです」と心にもないセールストークですすめられます それぐらいはおばさんでもわかります 娘ならもっと辛辣ですから白けます
以前アパレルのメーカー関係者と「おばさん服」の切実な願いを話題にしたことがあるのですが 「あんなの{おばさん服}を 洋服と言えますか 美しいですか 店頭に出せますか!」と軽蔑と却下されたことがあります 絶句しました あくまでも個人の意見だったのでしょうけれど
女性であれば おばさんもシニアも老人も同じ 綺麗でいたい おしゃれをしたいと思っています 何よりおしゃれを楽しんだヤングが年を重ねたのがおばさんです 顔のシミは消したい 皺は伸ばしたい 白髪や薄毛も何とかしたい 美容に関することには 最近女性の悩みに答える商品があります お洋服だけは 若者の流行とサイズを押し付けられます
流行を 少しだけおばさん達向きに手直ししたデザインと サイズと 素材と カラーであればいいのです おばさんの販売員でいいのです 圧倒的な比率を占める おしゃれ好きな普通のおばさん シニア 老人のお洋服の売り場を作ってほしいのです それとも おばさん服はやはり店頭には出せない 醜いものなのでしょうか 少なくとも le vent の周りは お洋服をほしくてもどこに買いに行けばいいかわからない という意見と諦めが圧倒的です
圧倒的多数に存在する普通ののおばさん達は 今年の流行と洋服はヤング向けのショップの中で求めざるを得ず 四苦八苦して探し 疲れておしゃれを諦めていくのです だからますます外観はおばさんになり シニアになり 老人らしくなっていくのです と思います