大王崎灯台 水平線

地平線の夕日

おはようございます

le vent です

車や電車で移動していると 突然海が現れ 水平線が見えたりします 水平線も長いものや 岬や島に挟まれた短いもの お天気や場所 季節によって 同じ水平線も遠く見えたり いくらか近くに見えたり 空に馴染んでしまったりします 多分数え切れないほど 多くの水平線を 見ているのですが わざわざ水平線を見るために出掛けた灯台があります 大王崎灯台です

大王崎灯台の名前は 以前何かのヨットレースで大王丸というヨットが 活躍し ヨットの名前の由来が 大王崎からだ と耳にした覚えがあります  大王崎ってどこにある?と好奇心で 調べたのがきっかけです いつか機会があったら 大王崎と灯台に行くと 決めていました

旅のついでに車で足を延ばしました まだナビもなく 地図を暗記して 行きついた所は 小さな漁港でした 平日の昼下がりです  内海にある漁港からは大王崎灯台は見えず 港を囲む民家の軒先を抜けるように坂を上ると いきなり外海が眼下に在りました 岩場と透き通った海辺があり 海沿いに幾らか上った先に 白い小振りな灯台があったのです 

大王崎という名前から大型の灯台を予想していたのですが 1人で訪れても不安感の無い灯台でした 人家のすぐ近くにある灯台だったからかもしれません 灯台の敷地も狭く 入り口の前には小さな案内所があって窓口に地元の婦人がいました 見学料金は必要だったかなあ 覚えていません 

灯台の中も真っ白だったように思います 灯台の上部のテラスにでたときの感動は 今でも鮮明に思い出せます 左から右まで長い長い水平線だったのです 少し弧を描いているように感じ 月並みながら地球は丸いんだ と思いました 暫くテラスの手すりにつかまってみていました 

目の前の大海原は太平洋と言っていいんでしょうか 伊勢湾の入り口なのでしょうか 伊勢沿岸のリアス式海岸の崖の上にある大王崎灯台 名前の大王のように大きな海原を見守る貫禄十分でした 大王崎はまた夕日も美しいことで有名なところだと聞ています もう行く機会もないと思いますが 心になぜか残っている灯台です 

le vent は地図の道路を暗記して行ったのですが 観光案内マップがあるとのことです そこには灯台観光客用の駐車場も記載され お土産屋さんが並んだ門前?道もあるとのこと 興味が無いわけではありませんが le ventが出会った大王崎灯台 漁師さんに教えられてたどり着いた灯台への道も 捨てがたいかも と思っています

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