愛犬ムンクとの・・・ 

愛犬

おはようございます 

le vent です 

あっけなく旅立った先の愛犬バッハ 器やおもちゃや 首輪やリード 其の他諸々の思い出の品々が多く残っていても バッハを直接五感で感じない限り想い出だけでは身の置き所がない時間と空間

バッハのいないこれから 衰えていく体とともに静かに時計の針の動きのような無味乾燥な日々を送るのかという漠然とした不安 昔 固定電話の時代に夕方 友人からのたまたまの電話に「今日 初めて声を出した!」と思わず叫んで感動した思い出 

愛犬バッハは共に過ごした素晴らしい時間の思い出として大きく重くのしかかり なのに「バッハの弟を迎えよう」という自分でも矛盾した決定をあっけなくしてしまったのです バッハは許してくれる!!ただ唯一の気がかりは自分に残された命の長さと 迎え入れる子犬の命の長さのこと 

「世界で一番好きだよ バッハ」とバッハの耳元で囁きながら強く抱きしめた毎日 あの体の確かな温もり会話は無くともバッハの複雑な眼差しの返答 ハグを開放すると「ふぅー」と横目で見つめながら深呼吸していたバッハ 

やってきたバッハの弟 名前は「ムンク」 その頭に手を置くと掌に残るバッハの頭の大きさとは比較にならない 小さくかわいいムンクのそれ すべてがバッハに重なりバッハを更に思い出す日々が始まりました 

ムンクがやってきてまもなく一年 今やムンクの頭も大きくなり好奇心の強さは毎日飼い主をからうかのように ここと思えばまた彼方 の悪戯のオンパレード 無言どころか座る間もなくムンクを追いかけまわし「やめてぇー」の叫び声の日々になりました 

バッハには記憶にない程の 様々なムンクの悪戯はこの半年一年如何程の被害を被ったか! 貧乏所帯に文化財や高価なものは無縁ですがそれでも被害に涙することもあります 憎めないムンク可愛いことは勿当たり前 ムンクがいるから生きてるようなもの 人生最後のパートナーだからです 

タイトルとURLをコピーしました