子犬のムンク プラスチック

愛犬

おはようございます

le vent です

子犬のムンクと共に暮らすようになって5か月が過ぎました 起きてから寝るまで天手古舞の毎日で 緩やかなルーテインで暮らしていた 亡くなった愛犬バッハとの日々とは雲泥の差です 頭をなでると掌に収まっていた子犬のムンクの頭頂部も 亡くなったバッハと同じ感覚の大きさになり 指を広げなければ その頭頂部を包むことはできなくなりました

バッハはバッハ ムンクはムンク とその性格の違いを認めているはずなのに バッハのあの穏やかさが普通だと思い込んでいた自分がいて あまりの子犬のムンクの活発さになす術がありません 好奇心の強さ 行動力 その引き起こす悪戯は 室内とはいえ 立ったり座ったり腰をかがめたり背伸びしたりと 高齢者にはかなりの運動になります 

ムンクの成長の過程で特に乳歯から永久歯への生え変え時に 最も関心と興味を持ち 執念深く追いかけたのがプラスチック製の日用品で 中でも最も好んだのが様々なリモコンです 大きさ 形状 重さなど咥えるのに最適なのかもしれません 勿論未だに隙さえあれば口にくわえて これ見よがしに得意そうに走りまわります ある時 おかしな下痢をしたことがあって受診した時 先生がわざわざ見せてくださったのが 浣腸で出てきたというプラスチックの破片です ムンクの体の中を通り抜けてきたその破片は 黒地に白い数字がはっきり印されたもので 未だに印象深く覚えています

先生にプラスチックの危険性を強く注意され 以後かなり注意を払っているのですが 日々の暮らしでのその数と種類の多さ プラスチックに埋まって生活していることを実感することになりました 何度かムンクのウンチに色付きの破片を見つけ観察すると プラスチックの破片だったという経験 注意してもあっという間に口にしているペット 自然界の生き物たちへのプラスチックの危険性を改めて考えるのです 

人にとっては安価で手軽なプラスチック 自然界の動物たちに及ばない方法 何ができるでしょうか 

テレビのリモコンは全滅 本体にあるスイッチを手探りで操作しても タイマーは使えず 眠くなったらいちいち立ち上がって スイッチを切り スマホの充電器のコードには歯型がつき 買い替えに行くとショップのお姉さんに 又ですか と顔を覚えられ タオルやシーツはサーッと 音を立てて咥えて引き割かれ 家具は傷だらけ等々 被害甚大です が 悪戯も子犬のムンクの存在 成長の一部です

思い切り散らした部屋 かたずけながら振り向くと 次のいたずらをしてる姿 スマホをがターゲットになり 嫌っていることを承知でスマホを咥えて横目で走り回り テーブルや作業台にも届くようになりました 勿論しつけはしているつもりですが ムンクは楽しんでいるだけ 怒られる理由がわからないこと 怒って声を荒立てても ムンクには遊びのようです  

残りの人生を共有する大事なムンク 家具やリモコンよりムンクとの時間の方が貴重です それよりもムンクの命の時間に最後まで付き合えるか… まあ考えても仕方がありません 頑張らないと。。何を?

 

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