おはようございます
le ventです
子犬のムンクに振り回され つまりじっと座っている間さえない毎日が過ぎていきます 子犬と自分の残された命の可能性の時間の差 あまりの大きさにムンクを迎えたことを反省したり 不安にさいなまされたりしているのですが その生き物の可愛さは 生きがいとなって何物にも代えがたく何があろうと守ってやる という気概だけは逆比例の感情になります
ウクライナの惨状は 一般人としてただ静かにニュースを見るだけです 今まで平和な日常に疑問さえ持たず リーダーたちの価値観を自分と同じような平穏と 勝手に信じ託していた性善者たる国家の構成員たる自分 国家間の約束事もヒトの叡智で明文化されても 突き詰めれば各人の心のあり様です 日常生活でも約束事は存在しなければ 生活は成り立たない社会生活 国家間の約束事はレベルの次元が違うのだと思っていたのですが 突き詰めればヒトの心
何処かの国家が約束を破らないという保証はなく 個人の社会生活では違約は法的に裁かれても 国家間ではその結果の検証が終わるまでは無く その間庶民はただただ法に従がうのみ 国家っていったい何だろうか 無ければ路頭に迷うし と 庶民にとっては 不可抗力の薄氷の上で生きているのだな と 思うことしきりです
先だって友達に「もし日本が突然ウクライナのような状況に陥って 核兵器で攻撃される可能性が出たら どう判断する 核武装?」 と 尋ねたことがあります 彼女の返事は「・・仕方ないわ 黙って被ばくして死ぬ」と暫く考えて返事がきました 戦わないの? 「同じことでしょ・・ また起こるでしょ」 ヒトがヒトである限り あらゆる欲望は無くならないのでしょうから 彼女の考えも否定できません その繰り返しでいつか地球も疲弊して壊滅していくのかも
複雑に絡み合った世界 思想も価値観も文化も突き詰めれば個人の欲望に発しているように思います ヒトの命の時間 その与えられた期間を平和で穏やかに終えるというのは余程幸運な人生です 過去の歴史を見ても 庶民は振り回され 戦となると命を差し出すだけです 一方その欲望があるから社会は発展成熟するようです 庶民は単なるコマとして使い捨てにされ その屍の数が社会の未来に貢献するだけの宿命なのかもしれません
ヒトの欲望にキリは無く平和で穏やかな日常が続けば ヒトの欲望が頭をもたげてくるのかもと想像したりします 歴史に名を連ね 沢山の勲章を貰い 銅像になって崇められる 同時代の同じヒト 人類 は いつの間にか人の命だけでなく 地球という星をも損ねて行くのでしょう 何時かは爆発壊滅するという地球の未来 理不尽な人の欲望の行動はその瞬間に向かっての微々たる自然の予防策なのかもしれないのかも と