プロ野球 野茂投手

地平線の夕日

おはようございます 

le vent です

大好きというわけでもなくいつの間にか耳に入っているのがプロ野球の話題です スポーツニュースと言えば プロ野球関連のニュースが放送されるのが定番ですから当然の成り行きでしょう 日常に娯楽というものが少なかった頃 夏の夕方から夜にかけてのTVはプロ野球の中継があってブラウン管形式のTVの前に扇風機の風で涼みながら 殿方が試合中継を楽しんでいた風景がありました 

プロ野球の中継はゴールデンタイムを占め 当時は 社会ほぼすべてに男性が優位な時代で家庭に一台しかないTV のチャンネル権までも男性にあって 仕方なく時々横から覗いていたものです そのうち チームを知り ルールを知り 選手 監督を知り 本拠地を知り 楽しみでたまに見るようになりました 土曜日などにはダブルヘッダーの名のもとに 午後も夜も同じ対戦試合があったように思います 

地方のTVの野球中継はすべて 読売巨人軍 との対戦試合に限られていました 試合を見慣れるようになると ポジションには関係なく贔屓の選手が出来ました 話題の豊富な選手の名前も知るようになりました 一方 読売巨人軍 の対戦相手は当然セ・リーグですから セ・リーグの全チーム名も知りました パ・リーグの存在には無関心というより知る機会もなく それでも有名な選手 監督の所属するチーム名は知ることになりました 全国津々浦々 読売巨人軍 が知られていたに違いありません 

 そんなに古いお話ではないのですが 近鉄バッファローズで活躍していた野茂英雄投手のファンになりました がっしりした体つき 派手なパフォーもなく 訥々と投げる方だったような印象です TVでしか見た事はありませんが大好きな選手で 終いにはできるだけの伝手を頼って色紙にサインを戴いたこともあります プロ野球選手唯一の所有サインです 今も大事に持っています その野茂投手がマスコミにもまれながらアメリカ大リーグに移籍なさいました  

トルネードと言われた投球スタイルはまるで魔法のようで楽しく珍しく 大リーグでのさまざまな偉業ともいえる活躍のニュースには大喜びで応援したものです 大リーグへの移籍報道時に感じた野茂投手へのマスコミの執拗な冷たい扱いは ファンとしても違和感と寂しさを感じていました 移籍後大リーグでのあの大活躍と 日本人選手としての素晴らしさを発揮した功績は 冷たい扱いの原因を知らずとも それを差し引いても余る活躍だったと思います

その後 後輩プロ野球選手の大リーグ移籍が続いていますが その個々のニュースは華々しく帰国後も話題に事欠かない報道です それに比して野茂選手への扱いの素っ気ないこと ファンとしては残念です むしろ意識して野茂投手を消してしまったかのようです 自らを信じて野球のメッカに飛び出して成功なさったこと ある意味後輩へ道筋をつけたパイオニアだったと尊敬に値すると思っています その功績もその評価も帰国時もその後も 野茂投手はファンの前から消されてしまったかのようです 一体 現在どこかで活躍なさってるのでしょうか  

野茂投手は 国民栄誉賞 を授与される功績は十分だと思っています それが話題になる度に期待しているのですが 候補に上がったことさえないのではと・・何かトラブルがあったにしても プロ野球は野球少年を始めフアンの楽しみでもあり 夢でもあります スポーツマンシップなどどこにもないようで ファンにとってはいまだに続く野茂投手へのマスコミの冷たい扱いに首をかしげます  

プロ野球界の 国民栄誉賞 は その選抜に対して 業績も功績も無視し選考者の感情で優先され フアンまでも無視した上での決定なのだと思わざるを得ません いい歳した 昔はかわいくて純粋な野球少年だったおじさん達のなさることか・・・みっともないこと 言葉もありません  

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