おはようございます
le vent です
まだ社会に出る前学生時代のお話ですが 魅力的な男性とは・・という話題で盛り上がったことがあります
当時は外国文化ほとんどアメリ映画の影響からで 三流館でみる青春映画には経験したことの無い圧倒的な同世代の明るさ 自由さ 豊かさ 青春が溢れ 夢に等しいものでした 我に戻るとキャンパスで小奇麗にしている学生は 自宅組か裕福な人に限られた特殊な方々で 近寄ることも無い格上の存在に見えていました 地方大学のお話ですが
女性たちの間では優しく穏やかで思いやりがある男性という意見で大体一致したものです さあそのような男性は静かなたタイプの一見生真面目そうな方に限られました が「男は見かけでは無い バンカラであっても 心意気だ！ 乱暴に見えても芯は優しいのだ！」という男性の意見があり 今風に言えばダサくてぶっきら棒で取りつく島の無い男性です アメリカ映画のカッコいい気の利いた男性とは各段の差がありました 社会がまだ十分発展していない頃のお話です
最近見かける若い男の子たちは皆清潔で 細い体 優しい物腰 ファッショナブルでカラフルな装い よく言えば紳士的うがっていえば没個性でひ弱 外観的には男性が女性に近づいたのか女性が男性に近づいたのか 男女の区別がつかない場面に出会う時もあります ジエンダーが叫ばれているとはいえ外観までも均一化するものだろうかとも思います
最近の社会生活は指先のタッチ一つの軽作業で解決することが多くなりました 力を必要とするのは 赤ちゃんの抱っこ ぐらいかもしれません 「○○の金と力は・・」はある意味粋がった男性の空威張りではありますが それでもあらゆる力と金子は認めています が 最近はおカネさえあれば 力 は男性にはもう不要になりつつあるようです 今や 力はフアッションでありスポーツです どこでも見かけた野性味のある逞しい男性達は もう目にすることもなく退化していく運命かも知れないようです 残念だなあ
男らしさ女らしさと言えば 目くじらを立てて非難されるのは目に見えていますが それがあってなぜいけないのでしょう 男女の社会的文化的差別を撤廃することが重要なのであって本質を無くすことでは無いように思うのです 成人式での男女の装い 和服に限ってだけは男女の区別があっても反対意見はありません 女性らしさ男性らしさの垣根はまだ残っているのでしょう
女性が羽織袴を装うことがあっても男性の振り袖姿は見たことがありません 美しい華やかな振袖は動きが制限され自然にしとやかに動きも柔かになります 反対に羽織袴は何時でも戦える衣服です 近い未来にその垣根も無くなるのかもしれません 本来持っている男と女の生物学的な差異をジェンダーという外来語を駆使して混乱させるようなつまらない社会になってほしくありません
昔は 男の子は青色か黒か茶色 女の子は赤やピンクや花柄 と何かにつけて決められていた衣類や生活や文化での差別も今は笑い話です 男性が家事をしようが子育てをしようがお化粧をしようがそれはそれ やはり男性は見かけだけでも女性と違う何か強さがあってほしいとたまに感じることがあります もしかして男性方は 有り余る力のやり場を見失ってしまったのでしょうか
