国歌「君が代」 MISIAさん

地平線の夕日

おはようございます

le vent です

オリンピックが開会しました その開会式次第を通して見ていたわけではありません が

天皇陛下の開会宣言のお言葉を聞く場面に出会えました お座りになっていた席でのお姿は 天皇陛下の国民へのご誠実さが 辺りを圧巻させるような空気感として漂っているように感じられ やはり特別なご存在の方なのだと思いました 自然に頭を垂れるに値するかけがえのない方だと感じたのです 身近に拝謁することも 拝顔することもできない方が 開会式という開放的な式典で述べられるお言葉には国民とかけ離れた印象はなく 恐れ多くも印象そのもののお方であるように感じられ深く感動しました  

天皇陛下の近くにお座りだった方々の開会宣言時の態度は 日頃の本音がつい出てしまったのではないの?と瞬間思いました 会合に遅れて来た人が腰をかがめてこそこそと席に着くときのようで 日頃 国民の前で見せる天皇陛下に接する態度は 形式的な口先だけのものなのか と衝撃を受けました  起立のアナウンスがあろうとなかろうと率先して起立なさるものと思っていました 天皇陛下への恭しい姿勢は形式的な役職としての儀礼なのか! アナウンスに変わる指示書でもあるのかなと驚きが優先したのです 

残念なことにMISIAさんの国歌斉唱をリアルタイムでは見逃してしまいました その後「YOU TUBE」で何回試聴し 何回見たことか! 「君が代」を美しい国歌 と初めて思い初めてそのように聴きました

「君が代」は就学して耳にしたことが始まりで 国歌とは何ぞやと教わることもなく学校の式典で見よう聞きようで歌わされ 歌詞もメロディもウヤムヤのまま 音楽の時間にキチンと教わった記憶もなく今に至っています 子供心に不思議な特別な曲なのだと思っていました 今やオリンピックやスポーツ競技等の開会式や表彰式の曲という認識かもしれません 国歌や国旗のことは なぜか話題にするのもはばかられます  

「君が代」を何らかの機会に口ずさむ時 子供の頃意味不明だった歌詞はなるほどと理解できますが 音程 リズム 流れなどいまだに難しい曲と思うのです 開会式でのMISIAさんの国歌「君が代」の朗々と清々しく力強い歌唱を聞いて初めて 美しい曲 と思いました   

le vent の義務教育の時代は反体制の運動や弁論が盛んだったころで国旗の「日の丸」 国歌の「君が代」の歌詞も教育の現場で否定され 国旗や国歌が関わる行事等には揶揄や批判の言動が飛び交い「日の丸」は悪の権現という指導をする先生にも出会い いまだに心のどこかに国旗に引け目を感じることもあります 教育は良くも悪くも心に残ります 

否定は誰に対してなのか何に対してなのか詳しい説明をしてもらったことはありません 情報も特に地方では無いに等しく先生の教えがすべてでした 義務教育は経験も知識も不足な子供たちに施されます それでも当時 終いには子供ながらもそこまで自分の国の悪口を言うのであれば 国旗も国歌も代案を示してほしいものだと「思った」 記憶もあります 勿論口には出しませんでしたが

MISIAさんの国歌「君が代」の斉唱のような 清々しく美しく力強い国であってほしいと思います 国旗や国歌を話題にすれば深い精神世界をいつの間にか都合よく暴かれ 何某のレッテルを張られるかもと・・・ tabooなのかな・・ トラウマかな・・・ 

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