おはようございます
le vent です
都会に住むようになって間もない頃 親しくなった方に忠告されたことがあります 冠婚葬祭やごく親しい方は別として個人的に返礼品を選ぶ時には 同程度の金額ならば箱の大きな方を贈った方が好感度が高いものよ ということでした 地方と都会は人と人との距離間が違うのだと 思ったものです
スーパーに行くと必ずお菓子のコーナーに立ち寄ります お菓子は大好きです 見るだけで楽しいパッケージ カラフルな包装 袋の中のお菓子が見えるもの 見えない袋 多くの種類のお菓子が所せましと並んでいます お菓子は幾つになっても嬉しく 人生の楽しみでもあります 今ほどお菓子の種類が多くあったわけではなのですが駄菓子屋さんんに行くと胸が弾んだものです 今でもママの姿を気にしながら お菓子棚の下段の前にしゃがみ込んで あれこれとお菓子を選んでいる幼い子供たちの姿は とても可愛いいな と思います
最近の板チョコは 紙のような「薄さ」になっています 値上げに伴う対策のようで箱の大きさは以前と同じです チョコレートは薄く薄く伸ばされ 口に入れるとあっという間に溶けてなくなり 緩やかに甘く溶けていく板チョコの楽しみは無くなりました おそらくチョコレートをあまりお好きでない方々が 商品化なさったものなのでしょう
消費者は お菓子や食品はパッケージの大きさで選ぶ 返礼品のように大きいパッケージの方に好感を持つ という意識があるのなら失礼なお話です 玉ネギやラッキョウの皮を剥くように 次々と現れるお菓子の包装 個包装 レトルト食品等の大業な箱 ショッピングバッグのかさばること もっと合理的なパッケージはできないものでしょうか ゴミが少なくなるわけがありません
お菓子に限らず加工食品は 値上げの度に今までのパッケージの大きさにこだわっているように見受けます 風袋の中の数を減らし 量を減らし 個体を小さくし パッケージそのまま 見かけ重視の努力のみが伝わります 消費者の意識のせいにした企業のご都合主義 小手先の対策 受け入れるしかないのですが 小ばかにされている気にもなります
大きいことはいいことだ♪ ○○ミルクチョコレート♪ という耳に馴染みの良いCMソングが 遠い昔にありました あれは箱の大きさのことだったのでしょう 消費者と社会に向き合った包装 パッケージがあってもいいと思うのですが 文化と言えばすべて許されるのかも…