おはようございます
le vent です
お料理の番組はそれこそ星の数ほどあるのですが DVDにセットしているのが 土井善晴さんの「おかずのクッキング」です 都合のよい時に再生し「そうかあ」 「それでいいのかあ」と教えられ 「そういう方法もあるのか」「なるほどね!」と 料理苦手のle ventは お惣菜を作るのに構えていた肩の力が抜けていき気楽にキッチンに向かうようになりました
未だお料理番組の少なかったころ TVで見るともなく見ていたお父様の 土井 勝さんの番組は 自分が若くお料理に興味が薄かったせいもあってか いつも微笑んだ表情と語り口の穏やかさと優しさのみが記憶に残っています 土井善晴さんの番組に出会ったとき 同じ雰囲気の方だと瞬時に思いだしました
「おかずのクッキング」では 画面の向こうにいるお料理のレベルの違う視聴者に対して 受け取り方次第の楽しさ手軽さ美味しさ を軽口とダジャレをたきながら紹介されます
毎週毎週尽きることなく お料理の工夫やアイディア 調理法 素材の扱い方 盛り付け 季節の料理など 枯渇することはないのかしら と思うほどです 「おかず」というだけあって身近なメニューと 難しくない作業 それでもいいの? という斬新さも繰り込まれ 他のお料理番組と違って 包丁の使い方などもよく理解できるようにお手本的に紹介され 料理の過程でのその理由なども説明があって納得するのです 早口で時間内に完成を優先する他の料理番組とは違います
食材が大根の時はその包丁使いにいつも感動します さりげなく輪切をした大根の切り口が常に綺麗な円形になるのです まな板に置いた大根を切り分けるだけのことなのですが その切り口はいつも大根の形の円形になります 真似して大根の首と尻尾の太さの違いを考え 少し曲がった大根などより注意して包丁を入れるのですが 切り口はいつも傾斜しまな板に置くと傾き 垂直に立ちません 悔しくてまっすぐになるまでその傾斜部分をきり落とす闘いをすることにもなります
大根の切口を綺麗に切り揃えたいという希望は常にあって 今日こそはと試しても上手くいくことが無く 何を目的にしていたのか大根が転がっていきます 土井さんがおしゃべりなさりながら 何気なくスパスパと包丁を入れた大根の切り口の美しいこと! 不器用が原因なのか 包丁が悪いのか 傾斜の計算が不味いのか 課題です 「はぁ いったい自分は何歳だ!!」
大根を使うメニューの時には ワクワクしながら土井さんの大根の美しい切り口を期待して見ています
お名前の漢字を間違ってしまい 誠に申し訳ありませんでした