おはようございます
le vent です
女性蔑視ともとれる発言が話題になり毎日その関係のニュースがTVに取り上げられます 日本のリーダーである方の発言だから問題になるのでしょうが 上級国民と言われる階層でもそのようなことがあるのだなとホッとしました 中級下級国民のle vent には 女性であること だけでのことで社会人の男性に蔑視されることは普通の経験だからです 女性であることそのものに対する 男性の不可解な女性蔑視です 発言していただいてよかったと思います
取り上げるマスコミも 殆どが上級国民と同じ環境と思います 周囲に女性蔑視の気配は全くないのでしょうか 我慢している女性に慣れっこになって気づかないのか 知る気もないのか と勝手に想像します たまに女性が高い公的役職に就任するとニュースになります 普通ではないからこそでしょう
女性は子供を産み育て社会的に表にでないものという旧態依然の男性主導は 社会が大きく変化しているにも関わらず変わらないようです 学校で子供たちは男女平等を学び そのまま社会に出ると男尊女卑に直面するのです 男性は段々普通に心地よくなっていき 女性は疑問を持ちながらも そのうちあきらめが生じます
女のくせに 女だてらに という言われ方 一人で乗ったタクシー 人気のないときの様々な受付カウンターの男性 金融機関の融資窓口の男性社員の態度など 個人の資質だけとは思えない女性蔑視の数々に出会います それらを相談しうる組織は 年功序列の旧態依然 男性が仕切ります 女性は 相談すること それさえも蔑視の対象とされることを知っていると思います 女性の社会進出という耳に嬉しい響きなど絵に描いた餅でしょう
長い歴史で培った組織は 男性の様々な暗黙の結束がゆるぎなく 突然加わった女性は手伝い程度の扱い 対等に見ることはできないようです 職場によっては少なくとも「できる女性」は認めたくないようです 女性蔑視の撤廃は形式としてはできても 深く静かに女性を見下すような意識は簡単に変わるとも思えません 海外の女性達が普通に活動している姿は やはり遠い世界だと思わざるを得ません
それにしても職場での女性蔑視は 仕事上の励みになるのでしょうか 働く女性の多くは 男性上司の「好み」に左右され 組織の古い女性蔑視の慣例や習慣に従わされ 男性方の先輩後輩の関係に弾き飛ばされるなど そのような環境で働いているのが多いと思います 理解ある男性でさえも蔑視に関して「そんなことはないだろう!」という言葉を普通に発し男性を擁護します その言葉こそが 改善の一番大きな障害であり 象徴していると思います
勿論女性もすべて 理解ある とは限りませんが・・・