おはようございます
le vent です
見ようと見まいと 毎日テレビはついています 朝の静かな部屋に何かしらの光の動きと音は必要でリモコンを見失うと 愛犬バッハに「テレビ テレビ バッハ知らない?」と声をかけ 探し回ることも多々あります 多分バッハがいなければ 声も出さず一日誰とも話さない黙々とした日々が多くなっていく気がします
バッハが言葉で返事をすることはないのですが 横になっていても立ち上がるまでのことはないにしても ウロウロする飼い主の動きを頭を上げて目で追い「あったぁ!」と声がするとゴロンとまた横になるのが普通です テレビの近くに寝転んでいるときのバッハは カチッとかすかなスイッチの音に反応し上目使いにテレビの画面を見上げ 画面が明るくなるまで待っています 寝転んだ人間も同じ眼差しをする気がして笑えます
愛犬バッハは大型犬です 優しくて人懐っこく子供好き 頭がよくて大人しい文句なしの相棒犬です しかもイケメンです バッハとはアイコンタクトで意思の疎通を図ります le vent の理解度が及ばないときにはバッハが チラリと目的の物や方向に眼差しを向けて暗示するのです
犬に限らず彼らは人間の言葉を理解するのに le vent はそれが出来ない情けなさがあります 今まで許される限り犬と暮らしてきました 犬種も様々です バッハは人生最後の相棒犬であるゆえに大型犬を選びました 大型犬は小型犬とはまた違った様々な状況の理解と より人間に近い感情の表現をするように思います
毎朝毎日ハグをし 時には喧嘩をします 原因は大抵人間側の勝手な理由のことが多く 距離を置いていると 静かにじっと哀願しているような目を向けて耐えています「ごめん ね」と謝らざるをえません バッハには le vent しか頼る人はいないわけで それを承知で飼った覚悟と責任は最も重大な責務です
毎晩寝る前のハグではバッハの耳元で「バッハ大好き ママが守る いつも一緒」と囁きます 優しい目をします「どんなに遅く帰っても 必ず玄関に迎えに来てくれるのはこの子だけ」と定期券入れに愛犬の写真を大事に入れていた方の独り言です ペットという一言では説明できない絆があります
最近現実的な心配も出てきました 将来起こるかもしれないバッハの介護です 今でさえバッハは押しても引いても びくともしないのです なにしろバッハの体重は le ventと大して変わりません 甲状腺機能低下症という病気の持ち主でもあるからです これも覚悟のうちに入ります
「逝く時は ママより一日だけ先よ」が唯一の願いです 可愛いバッハ 愛するバッハ 唯一無二の相棒バッハ です