おはようございます
le vent です
新型コロナの長い自粛生活は 日頃から外出する機会も少なかったle vent でも それ以上に気力を削ぎ 必要早急でも後回し 部屋に根が生えたように閉じこもる方を選択するようになりました 朝目覚めて日常に戻るまで 静かすぎる部屋を見まわすこともあります 高齢になると時間がたっぷりだけにゆっくり時が流れ 意識して音を流さない限り朝の部屋はシンとしています
一人暮らしの部屋は 音のない空間にもなります 外の生活音でも テレビでも ラジオでも CDでも 部屋に音が響きだすとまず気持が動きます 意識して音の出る機器を操作しなければなりません ささやかな行為なのですが 自分でするしかなく最近は日によっては億劫です 愛犬バッハは 残念ながらその無音の環境を黙って受け入れるだけです 協力しているといえるのは ハッハッハッ という少しワザとらしい 息づかいの響きだけです
最近洗面所にラジオを置き まずスイッチを入れるのが最初の作業です NHK第一に固定しています 朝の六時台の内容はシンプルで目覚めの頭にちょうどいいのです 途中ラジオ体操の歌を耳にしながら 気分がよければ口づさみ 昔のことをチラッと思い出し 三宅民夫アナウンサーの「三宅民夫の真剣勝負!」という 朝から奮い立たせるようなタイトルの帯番組と地方局とのジョイント番組を聴くのが日課になっています
ラジオは声だけですからアナウンサー等の顔はテレビで見て知っていない限り 声で想像するしかありません 地方局に移ると担当アナウンサーが毎日違います 朝らしく明るく爽やかでハイテンポの声もあれば 何が不満ですか と聞きたくなる程投げやりな声もあり 声から表情を思い浮かべて一日の始まりです
三宅アナウンサーの声は 艶のある優しい穏やかな声です 多分声のままの優しく穏やかな方だろうと勝手に思っています 一緒にお天気を担当している女性気象予報士の てきぱきと明るく歯切れのいい声は聡明さも感じさせ 気持いいものです さて予報士はどのような女性だろうと想像しています
アナウンサーに限らず 何かの機会に耳慣れた声の方の顔を知ることがあり 勝手に声から想像している顔と その違いに何度も見直すこともあります 以前確か「中西 龍」というお名前の その声にとても人気があったアナウンサーを覚えています その声は耳に残っていますが とても個性的な声と語りだったと記憶しています が そのお顔を知る機会があったか否かは思い出せません
想像を膨らまし広げる声 高齢で枯れつつある頭にもそれなりに響きます ラジオは 顔を見ないことがいいのかもしれません 朝と夜中に限った「ラジオフアン」です