おはようございます
le ventです
演劇界で活躍なさっている俳優さんを毎回ゲストに迎え ゲストと司会者が対峙して俳優さんの魅力と個性を引き出すトーク番組がありました アメリカの番組です 観客は演劇を学ぶ学生さん方で 憧れの先輩のトークに会場は常に熱気にあふれ 輝いた観客の表情が時々画面にも表れたものです 司会者はかなり有名な演劇界の方でしたが 毎回的確な質問と無駄のない話しぶりでゲストを引き立て 交わす会話の魅力も素晴らしいものでいした
番組の最後の方に必ずお決まりの質問があって それが「好きな音」「嫌いな音」だったのです
世界的に有名な女優さんをゲストに迎えた時も お決まりの質問がありました その時の返事が 好きな音は「赤ちゃんの笑い声」 嫌いな音は「赤ちゃんの泣き声」でした 超多忙 超セレブ 超有名な現実遊離と思っていた女優さんの 普通の感覚 人間的な優しさと深い愛情がまともに伝わって非常にうれしかったことを覚えています
それまで何気なく心地よく聞いていた赤ちゃんのあの無垢な笑い声は その時からより上質の心地よさになりました 何気ないところで聞こえる無垢で無邪気な赤ちゃんの笑い声 思わず頬がほころびます 「なぜそんなに泣かすの?」 と 眉をひそめる赤ちゃんの激しく手に負えない泣き声は より生理的な嫌悪感となり泣き叫ぶ赤ちゃんを思いやって心が痛くなります
毎日忙しい親たち 朝から時間に追い立てられて立ち止まる間もない時期と 育児が重なることが普通かもしれません 親にも赤ちゃんにもお互いに初めての経験 振り返るとあっという間の人生での時間経過です 自分ではなに一つできない赤ちゃん 泣くしか訴える手段はないんです 何か嫌なこと気に入らないこと不満なことがあるんです 誰でもそんな時期を経験して大人になりました 覚えていないだけで・・・
バイブルのような育児書がありました(過去形?) 松田道雄先生の「育児書」です いろいろ意見はあるでしょうが その中に歩くのが遅れている赤ちゃんを心配する若いお母さんの質問に 病気でない限り「歩き始めたら 人は二度とハイハイはしないもの まだハイハイしたいのでしょう 時が来れば歩きます」という内容のくだりがありました なるほど!!と心の余裕です
今や時代が違います 昔の育児書ですから笑い飛ばされることもあるでしょう 赤ちゃんは まだ目はうつろでも お母さんの声は聴き分ける と聞いたことがあります 抱かれ方でもお母さんは分かるそうです 精一杯優しい声をかけ 沢山抱いてあげてください 勿論イクメンのパパも同じです どこからも赤ちゃんの無垢で無邪気なあの笑い声が響いてくるように 可愛い赤ちゃんたち