おはようございます
le vent です
毎週土曜日のお昼前は NHKBSの「こころ旅」を観るのが習慣になっています 今日の番組の最後に 新型コロナウイルスの為 暫く番組もお休みという案内がありました
もう長いこと放送されている長寿番組です 毎回視聴者から手紙を募りその人生に影響している思い出の場所 心に残る場所を自転車というアナログな移動手段で 火野正平さんとチームスタッフで辿る番組です
人の数だけそのような場所はあるはずですが 辿る途中のそれらを上回るような日本の自然の圧倒的な姿 広さ 美しさ 優しさが画面にいつも溢れます 田んぼや 山や 川や 池や 海や 神社や 造形物 何気ない山間の坂道 野辺の花 土手 一本の木など 人生に関わる思い出 朽ちってしまった住居跡や 学校の跡 工場の跡など かって間違いなく生活があったという名残と人びとの息づかいまでが 生い茂る雑草の中に聞こえるようで ただぼーっとして観ています
これらを案内してくださるのが 火野正平さんとそのスタッフの皆さんですが お天気に注文は付けられないらしく 酷い雨の中をずぶぬれで自転車を走らせる日もあり 坂道を激しく息を切らして自転車を漕ぎ 息も絶え絶えの姿をみることもあります 「人生下り坂 下り坂最高!」の名言
田園の中を走る車道の横には 一段高く立派な幅広い歩道がある場合もあります がその歩道は草が茂っているのです 地元の学生も主婦もそして正平さんのスタッフも 自転車は大型車両も走る車道の隅の 狭い白線内を走らざるを得ないという危ない走行です 法律とはいえ 地方こそ高齢者が多いはず 誰が歩くのでしょう
正平さんらの走る横をスピードを落とさず大型車両が走り抜け その風圧は横の自転車にまともに及び その危なっかしい走行の後ろ姿を見ると 思わず「危ない」と声を出したりします 地方にみられる殆ど利用されない立派な歩道 自転車も利用できる運用法はないものでしょうか 何かにつけて耳にする人に優しいという言葉 念仏かなあ
禁煙が叫ばれている中 正平さんが 自然の中で一服される姿 たばこ 美味しそうです!! 人にも生き物にも優しく丁寧な接し方をなさる姿 心が癒されます 人には当然ですが 毛虫を始め 犬 ヤギ 馬などは当然 挙句は ヘビ にまで優しい正平さん 正平さんのお人柄の番組のように思います
ずいぶん白くなった口周りや顔の髭 もうお年も随分重ねておいでだと思います 正平さんだから観ています 放送の再開 楽しみにしています