DUBLINZOO 動物園

地平線の夕日

おはようございます

le vent です

動物園はいくつになっても楽しいところです 気候のよい頃にはたまに一人出かけます 高齢者になると入園料も割引され 感謝です 入園すると次々と動物を見たくて 年甲斐もなく歩き回る羽目になり 終いには「ハァ― 疲れた!」と深く息を吐くのも常です 

小学校の遠足の思い出に動物園があります お天気のよい日でした 園のどこかに小さなオリが ぽつんと離れて在って 中は二つに分けられ 猫がそれぞれにいました 一方の猫は両目の色がそれぞれ金色と銀色に光っていて もう一方の猫は目がものすごく美しい青い色をしていたのです 見たことのない不思議さと美しさに目を離せず 背中で手を振りながら大声で友達をよんだ覚えがあります 動物園好きになった切っ掛けかもしれません 

心に残っている動物園があります DUBLINZOOです

その動物園は 真ん中を幹線道路が走り抜ける高台の広大な公園の中にあります その公園の一部に地形を生かしたままの広い動物園があり その中は歩道以外は木々や繁みが殆ど自然のままに生かされているようなところです まるで自然のなかに園舎がある印象です 動物園の入り口の前は 緑が輝く芝生が広がり その中に大きな木々があちこちで枝を広げ お天気のよい日は日差しが木々の影を芝生に映しているという絵葉書のような そこだけでも美しい場所です 

普段 動物園ではオリの中に動物が閉じ込めらている印象ですが その動物園のオリは余り目につかず 気にならず 邪魔をせず 放し飼いのような自然体です オリの中に動物がいるという印象はほぼありません それぞれのオリ?は 動物の種類によっては開放的で 柵から遠くにやっと動物の姿が見えるという広いオリもあるのです 

猛獣類のオリも歩道と同じ並びに頑丈な金網等で囲ってあり その金網の前は植込みのような自然の繁みがあって 繁みをかき分けて中を覗き 動物を探すという 動物主体の展示です 中の動物については小さな案内板が繁みの中に立っているだけです 入園者は繁みのあちこちに顔を突っ込んで動物を探すという楽しさです 運がよければ目の前の金網に背をくっつけて寝ているライオンを見つけては大喜びする声がはじけます 

金網のオリはとても広く草が生え木々も点在し自然そのものでした 運が悪ければ動物は見られないじゃないか という不満は仕方ないという気持ちにさせる動物園です 広い森の中の動物FIRST の自然動物園だと思います すべての動物を見たわけではありませんが 動物側にとっては見られっぱなしというストレスは殆どないかもしれません むしろ人間を観察しているかも!と思ったものです

普通 動物園では動物のオリは 頑丈な金網のガードがある大きな箱になってます 外観も頑丈な建物です 動物が自然の中にいるようなダブリン動物園はとても印象に残りました その中でも楽しい思い出があります ペンギンの岩場での展示です 多くの可愛い姿がまじかに見られ ちょこちょこ歩きまわるその岩場の岩の隙間から 緑色の雑草が当たり前のように顔を伸び伸びと出し ペンギンも当たり前のようにその雑草の間を遊んでいたことです 南極に緑があったかな と 思わず笑ってしまいました 

世界でも 2 3?番目に開園した古い歴史のある動物園とのこと お土産コーナーで買った岩飛びペンギンの縫いぐるみと DUBLINZOOの印字のある電卓 今も大事にしています 

タイトルとURLをコピーしました