重箱の隅を突っつく ・・なことです

地平線の夕日

おはようございます

le vent です

日本語を正確に使っているとは言えないのですが テレビのニュース等の中で質問に答えて返答なさる言葉使いに気になる使い方があります いったいどっちなの? と感じるのです

例えば「お詫びいたします」ではなく「お詫びいたしたい… と 思います」の曖昧な表現です  文法上の云々ではなく「・・思います」という言葉の響きは一瞬丁寧な言葉使いに聞こえます が 常にこのような言い方をされると耳に残ります 一体この方の本心はどっちなの? と思うのです 

不祥事が起こる度に使われる「遺憾に思います」という言葉もあります 地位ある方の特権的で威厳のある言葉のようです どのように遺憾なのか どこを遺憾に思うのか等の説明は全くなく一言で解決できる便利な言葉です   

映像を使って中継を見る機会に 原稿を読むために下を向きっぱなしの演者や答弁者  顔を上げるのは 最初と終わりの挨拶時と原稿の段落時のみ ということがあります 聞く方が興味を失せます 他人の原稿を必死に読んでるだけなのか 恥ずかしいのか でしょうが せめて 原稿を暗記し自分の言葉に変えて パフオーマンスを伴った力強い意思や表現を期待するのですが 昔から変わらないものですね

「…お詫び申し上げたい と 思います」等の表現は 最近ことに多いように感じます はっきり表現した方が誠意も伝わる気がします お礼や謝罪お悔みなどの意思表示は 誠意が伝わってこそです 私人でも公人でも 誠意や責任に関しては立場は無関係ではと思うのですが

はっきとした意思 顔を上げて伝える言葉は 誠意と責任がはっきり伝わります 「お礼を申し上げます」「お悔み申し上げます」・・という意思表示は 聞く方も納得し気持も安らぎます 

重箱の隅を突っつくようなことです が 社会人として大事なことでは無いかと思うのです    

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