おはようございます
le vent です
今年も受験のシーズンです センター試験も実施され結果はいかがだったでしょうか 人生のターニングポイントにもなりうる大学入試です バッハとの朝の散歩時に受験生らしい若者とすれ違います 希望の大学 学部への合格を祈ります
大学入試制度も年々変化しているようですが 最近は特別な能力 才能 頭脳などの持ち主を 推薦入試という形で大学が受け入れていると聞きます 運動能力など傍からみて なるほどと思わないこともあません 高校で活躍した選手が堂々と○○大学に進学します と推薦入学を明白に発言している姿は その実力もあってのこと頑張って欲しいと思うものです
噂と思っていましたが 国公立大学医学部にも推薦入試があるようです [?」と思いました 医学部は常に偏差値のハードルが高く 卒業後の使命は気高く 社会的な地位の高さは一生涯続きます それだけに並大抵の努力では合格出来ません どのような能力 才能 頭脳の持ち主が推薦を受け 合格のチャンスを得られるのでしょう
在学高校からの推薦の中身は知り得ませんが ある合格者の現実を見る限り 運動能力をも含めた特別の能力 才能 飛びぬけた頭脳の持ち主とは思えません 医学部受験をめざす普通の高校生です 被推薦大学は地元の国公立大学医学部とは限りません 遠く離れた地方の大学への推薦も含まれます 以前 地方の大学の医学部の教授が「卒業したら都会に出ていく者 出身地に戻る学生が多く 都会の医師の養成所みたいになっている」と話されたことを記憶しています
医師は国家資格です その前に当然ですが医学部の卒業資格が必要です 国家試験合格後 資格を得て研修を終われば日本中どこでも勤務は可能です 医局も以前のようなシステムではなく 研修医は自由に研修病院も選べると聞きます 寝る間も惜しんで研修に励んだ現在の医師たちには考えられない世代の違いもあるようです
研修医の中には研修中 海外旅行だ ディズニーランドだ 働き方改革だ という権利主義の研修医も目につくと聞きます 上司の専門的指導に対して パワハラ と批判する輩もいる世界になっているようです 医師の質の向上が気になります 迷惑するのは患者 国民です
推薦入試での合否は 大学の関係者すなわち教授を中心とする人たちの面接で決まるという不透明さ しかも合格者は一般合格者に紛れて発表され同級生にも分らないという理不尽さです 教授や大学出身者の子弟や身内が合格したと漏れてくる医学部推薦入学制度 疑いをもたれるのは感心しません 入試に忖度や利権は必要ないと思います
推薦合格者が単数なのか複数なのかさえ知りえません 一人の医師の養成には 莫大な税金が投入されると聞いています 私学の医学部のように寄付金も必要ないと思われます 推薦入学制度は受験に関係ない国民も知って当然なことだと思われます その問いに対して まさか「官報に掲載してある」と非現実的なことは言ってほしくないものです