おはようございます
le vent です
年末恒例の「NHK紅白歌合戦」 まるで「サル カニ合戦」と見紛うような超クラッシクなネーミングの長寿番組が大晦日を圧巻しています 番組を楽しんで年を越すという時間の過ごし方もありますが最近は殆ど観戦しません まだテレビが一般に普及していない頃から 雑音交じりのラジオで 毎年聞いていた程の経歴があります 大フアンというわけではありません 他に楽しむものが無かったこともあります
お正月の準備をしながらテレビを付けっ放しにして ちらちらと画面に視線をやり お気に入りの方の出番にのみ集中するという楽しみ方が毎年のことでした 年々趣向を凝らす演出 大掛かりの舞台装置 時間埋めのありとあらゆる分野の方々のコントなど 白けることもあります 煌めく華やかな画面 出演者自身の興奮と陶酔 見る方は疲れてしまうのです 観戦にも体力が必要です 加齢は影響が多方面にでます
最近の「NHK 紅白歌合戦」では 民放各局も積極的に取り上げ好意的に話題として取り上げますが ある時期 民放の各局があからさまにこの番組に敵意をむき出しにし「あの国営放送の・・・」とか「体制側の局が・・・」など平然と反旗を掲げていた頃もあります 別にNHKの贔屓でも肩を持つ訳でもありませんが 公共の電波を使った節度の無い放送は 聴いていて非常に不快で 汚く 大人げなく 嫌なものでした
いつの間にか民放各局は18０度方向を変え 今やこの番組をこぞって話題にします 高視聴率に諦めたためなのでしょうか あの当時の敵愾心は 民放局として 頑張るぞ！の鼓舞の裏返しであったと信じたいのですが なぜ消えてしまったのでしょう
日常 どの民放局を選択しても同じタレントさんの顔ばかり 彼らの内輪話の披露の場 他局のコピー的な番組も目につきます 情報を供給する局側と限られた選択肢しかない視聴者 視聴者も食傷気味になります 紅白の視聴率に脱帽したかのように これという年末の番組を作る気概も感じられない民放局
紅白以外の番組も見てみたい視聴者のための番組を 民放局に期待します が 日頃ニュース番組の時間帯も 各局同じ その内容も順番が違うだけ 天気予報も同じ時間帯 違うのはキャスターとコメンテーター 気象予報士のみという番組編成の民放局です 期待はやはり難しい気がします
年末の番組は 国民的な「ＮＨＫ紅白歌合戦」で決まり！！！ なのでしょう
