一人で暮らす こどくし

地平線の夕日

おはようございます

le ventです

自立を目的としていた若い時の一人暮らしは 希望も未来もあってそれを楽しみ 前向きで過ごしていたように思います 高齢になっての一人暮らしは それをせざるを得ないやむを得ずの事情もあります むしろその方が多いかもしれない気がします 数世代が同居していた大家族制度の昔の暮らし なつかしさの領域です 

le ventにとって一人暮らしの最大の魅力は 毎日が自由であるということ 難点は意識しないと毎日会話がないことです メールやラインでのやり取りが 声なき会話です 体力 知力 精神力など日々退化 劣化していくのですがパートナーがいなければ一人暮らしが現実として襲ってきます勿論豊潤な経済力はその環境にも影響しますが それは持ち合わせません 一人暮らしには 不安も常につき纏います 

数か月前 散歩や買い物等の外出時には 気軽に声をかけ挨拶を交わしていた数軒先の高齢男性が自宅で亡くなられていました 一人暮らし「孤独死」です 高齢者が多いだけに ご近所皆で互いに気遣い合っていますが 誰も気づかなかったのです 衝撃的な事件でした 

 屋外の事故や異変は社会で見届けていただけると思いますが 家の中の事故や急な病の場合 さてどのように外部と連絡を取るかという方法は思いつきません 家の中でスマホや緊急連絡用の機器を肌身離さず持ち歩いているわけでもなく  事故等で動けなかったら 或いは気を失ってしまったら 固定電話もスマホも 各種の機器も役に立たないことは歴然としています  運を天に任すだけです 

たまにニュースになる「孤独死」には 知らせる手段も時間もなかったのかもしれない方も と想像し その間どのような思いが頭をよぎったのかと思い 痛々しくて心が痛みます 「孤独死」は決して他人事ではなく 一人暮らしのle vent には十分ありうることです 

科学も発達している今日 一人暮らしの高齢者専用のチップを希望者の体に埋め込んで異常の発生を何かの基準で 登録先に知らせる という方法はなされないものか と SF小説のようなことを考えたりします 高齢の一人暮らし やむを得ないこととはいえやはり孤独死は免れたい・・です

タイトルとURLをコピーしました