男の嫉妬 「出る杭は打つ」

地平線の夕日

おはようございます

le vent です

嫉妬といえば女性の特権のように思われがちなのですが ある有名な男性芸能人が対談の中で 嫉妬の話になって 「女性の嫉妬はまだ可愛いものですが 男の嫉妬は怖い 下手すると命に係わる 」と発言なさっていたのです 妙に印象に残っています  随分前のテレビの番組でした

若かったle vent は 「えーっ 男の人でも嫉妬するんだ!」と 女性の特権と思っていたふしがあって しかも芸能界のお話と見過ごしていたのです だんだん年を重ねて 経験を積んでいくうちに もしかしたら これ 男の嫉妬が原因なんじゃないの と色々な場面で感じるようになりました

年功序列の組織で強烈なパワハラを受けている女性と交流しています  初老の上司からただ今パワハラ受難真っただ中の女性です 上司が着任してしばらくは普通に接する日常だったのですがいつの間にかパワハラの対象になっていました  その職種の資格のランクもスキルも 遥かに上をいく部下達の中で女性に気づき 地位を利用した手ひどいパワハラです 恥も外聞もかき捨てた見境の無い静かで陰湿な虐め 現在女性が耐えているのは 他の部署の理解と協調があるからのようです 

上司の上司にあたる方は 年齢的に若いこともあってパワハラを承知していても 見て見ぬふりただ静観のようで その事情さえ虐める上司は承知の上です その環境で 虐めが無くなる鎮まるわけがありません しかも完全な男性社会の職域だからです  

若い部下たちは知識も技術も新しく スキルアップもせず過ごしてきたその上司とは 差があって当然と思われます 怠惰と劣等感からくる的外れの嫉妬を原因とし 反抗できない地位を利用したパワハラでの憂さ晴らし しかも女性を狙い撃ち 男として人として恥ずかしささえ覚え 見るも聞くも遠慮したいものです 

地位を最大限に使われたったパワハラにはただ黙って耐えるしかありません 男という性だけで女性を足蹴にできる時代ではないはずです 年功序列の組織には パワハラをはじめとする虐めが温存しているのです 訴えて即 解決に動く組織はあるのでしょうか 窓口の担当者は当事者男性の同僚なのでしょうし そんなはずはないと思う知り合いです 色々忖度もあるはずで難しいお話のように思います 今はやりの第三者委員会の出動は 何時も犠牲者が出た後です 

「出る杭は 打たれる」と「出る杭は 打つ」という違いは 人間性の大きな違いを感じます 男の嫉妬は命に係わる という言葉を思い出しています 弱い者虐めはするな!という教えが 当たり前のようにあった気がします 大人が虐める姿 子供はその背中を見ています

   

  

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