少年少女文学全集 月刊誌

地平線の夕日

おはようございます

le vent です

現代のようにテレビを始めゲームやアミューズメントパークなど殆どなかった頃に子供であった le vent の 子供時代は 友達と遊ぶことか 本を読むことしかなかったように思います  月刊誌の他に タイトル名は違うかも知れませんが 「世界少年少女文学全集」 や同じく「日本少年少女文学全集」 という子供向けの立派な本も出版されていました 

月刊誌は小学館が毎月各学年を対象に発行する「小学○年生」という付録で膨らんだ本があって 新刊が届くととても嬉しかったものです 宅配は 多分町内の本屋さんが毎月 届けてくれていました  文学全集は一冊ずつ箱入りの立派なものから 箱入りでなくとも厚手の表紙で 高級感がありました ずっしりとした手触りで 月刊誌とは違った緊張感でページを開きました 

毎月届く月刊誌は 写真のページやカラーのページが新鮮で 漫画や物語の連載も楽しみでしたが 月刊誌の大きな楽しみは 毎月付録がついていたことです 型紙をくりぬいて目的の物を完成させるというシンプルなものでしたが 当時子供たちの心をくすぐるような作品ができて 都会と地方の差さえ思ってもいなかったのですが 遠く異世界の雰囲気がある作品ができると それだけで嬉しかったのです

 新しい本が届いた時のワクワクした期待感  文字だけのページが続きつかれた頃に突然出てくる挿し絵に 感動しほっとした文學全集  物語のタイトルは色々思い出しますが内容をすべて詳しく覚えている訳ではありません 強く印象に残ったものは限られます 感動あり教訓あり友情ありの文学全集 でした 楽しみが少なかったから本を好んだので 決して文学少女ではなかったと思います  

作る喜びがあった付録は 最近女性の本に付いているとのこと勿論完成品です 大人の場合は少々打算があると思いますが それでもあのワクワク感は同じかもしれません 紙と糊とハサミでチャレンジした工作物 ホッチキスもセロテープもクリップも なーんにもなかった子供の頃 今の子供たちがシニアになった時 思い出して感慨にふけるものって 一体何のでしょうね

 

 

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