おはようございます
le vent です
お隣との境の塀際に ベビーピンク色の花が咲く八重ツバキの木があります 一つの花でも 満開すると7センチ程にもなり 八重の花びらは優しく豪華です 春の初めに咲きますが 細い枝の先に付いた花は 豪華すぎて頭が重く一輪挿しに挿すにもうまくいきません 手入れは 植木屋さんの剪定と 極たまにご近所のガーデニングの得意な方に薬剤の噴霧器を借りて毛虫よけをする程度です
古木に近いと思うのですが 毎年沢山の花をつけてくれるツバキです 最近何気なく見上げた枝の先の葉が無くなっていました よく見るとあちこちの枝の葉がありません 枝の異変です 小さな毛虫に気づきました 1 2センチの長さ ツバキの枝の色 保護色です よく見ると枝が毛虫で覆われて毛虫が枝をなしていたのです
枝近くに行ってみると その毛虫がウジャウジャうごめく姿は飛び上がるほど気色の悪さで恐怖さえありました しかし バッハもいます 何とかしなくては の気持ちが勝りました まず ホースの強力な水圧で水をかけたのです 毛虫がバラバラと落ちていく様子が目に見えました やったあ!!です 勝ち誇って様子を見ていたら 何やら木の根元にもぞもぞ動くものがあります 物凄く大量の毛虫が木の幹をゾロゾロと隙間なくまた上っていくのです 落ち葉の間にも毛虫の予備軍が控えています 腰を抜かすような気持ち悪さです
冷静になって考えると お水は毛虫にダメージは与えてないわけで あるとすれば枝から滑り落ちることぐらいです 途方にくれました 負けるものかの一心です 次に思いついたのが殺虫剤です 手近にあったキンチョール 思い切り近づいて噴霧しました とにかく無我夢中です 枝の毛虫がウジャウジャと体を曲げながら パタパタ落ちていきます 糸を引いてぶら下がるのもいたのです 地面も周りの木にも 風上を確かめてあるだけのキンチョールを噴霧しました 怖さもあってとにかく撒き続けました 毛虫は動かなくなりました 勝ったあ!!! です
毛虫には勝ちました でも毛虫のお返しを受けました 毛虫にかぶれたのです 両腕が一番ひどくその夜は痛痒くて眠れませんでした 悪いことに毛虫退治は土曜日で翌日曜日ご近所の方から もう古いから効くかわからないけどと塗り薬を頂いてしのぎましたが その夜も痛痒くて十分に眠れなかったのです 月曜日に皮膚科に行きましたがもう痛さも痒さもピークを過ぎ 頂いた薬は使わずじまいです
植木屋さんに偶然会って「噴霧器のクスリよりキンチョールが効くンじゃないの?」といったら「そりゃそうだよ 高いからね」と言って笑っていました 毛虫は嫌いです 大嫌い