おはようございます
le vent です
今は統廃合された銀行 カンギンと呼んでいた第一勧業銀行の近くには宝くじの販売窓口がありました 以前住んでいた地方都市のカンギンは商店街の外れ 大通りに直角に交わる道路沿いにあって 建物の前に少し花壇があるような銀行でした
銀行の敷地内に宝くじの販売窓口がありました その日は珍しくle ventも宝くじに挑戦するつもりでした なぜならコインでこすってその場で結果の出る宝くじが人気だったからです 珍しい頃で友達もやった経験を話していたからです
銀行の前の短い横断歩道の信号が赤です 昼下がり 人気も車も少ない横断歩道 渡ろうと思えば渡れました それをしなかったのです いきなり後ろから来たサラリーマン風の方が 信号を無視して先に窓口に行きました 他に客はなくその方の後ろに並んだのです
「えーーーーっ」です 信号無視のサラリーマンに100万円出たのです 「うっそう」です 交通ルールを守ったばかりにぃーーーーーです 最近のように宝くじの種類もまだ多くなく サラリーマンの買った宝くじは le vent が買った宝くじと同じものでした サラリーマンは ただ背中が膨らんで見えました 振り向きもせず銀行の建物に消えていきました
販売窓口の女性も呆然としてすぐ興奮して 気の毒そうな表情を向けました 嘘みたいな本当のお話です 宝くじは買っても当たらないでも買わなければ夢もない です 0か１です だから一枚買えばいいんだ という方にもいましたがそれは籤運のある方の論理でしょう
高額になった最近の宝くじ 勿論幸運な方がいるのです いいなあ 籤運があって！ 大きな金額の宝くじは買ってもせいぜい10枚です 必ず最末端数字が一枚あたるので 1割は戻ってきますが 換金に行く電車代の方が高く 纏めて換金しようと思ってるうちに忘れるか ゴミになります お金を捨てているのと同じです だからますます籤運が遠のくのですよ と言われそうです
でも当たってみたいわあ 宝くじ それも2000万円！ これが le vent老人の欲かな！！！
