おみくじ 絵馬

地平線の夕日

おはようございます

le vent です

真夏に季節外れの感が強いのですが 神社のおみくじや絵馬のことです なぜ季節感が無いのかと考えます 真夏にだって願い事や頼み事ははあります お正月も七草も受験も七五三もどちらかというと暑い時ではありません 体力維持の目的でもない限り 暑い盛りに階段や山道を登って神社にはいきません 不信心なことです 暑い時の神社へのお参りは せいぜい旅先で出会ったか 或は観光目的で行くぐらいです 

夏にわざわざ近所の神社に行かないのは 単に暑いからです 散歩がてらという優雅なものでは終わりません 下手すると熱中症になります 木々は勢いがあって山さえも膨らませます 思い切り葉を広げ 境内の空気を包み込み 風も通れません 

さて山中のもともと人気のない朽ちかけた神社は別にして 神社にはたいていおみくじがあります le vent は神社に行って 神様に願った後 おみくじを引きます 凶が出ようものなら不吉とか言いながらまた引く まるでゲーム感覚です 恋みくじ 子供みくじ とお遊び感覚のおみくじがあるのも確かです 

おみくじは有料です 未来の予測や 願い事の結果を知りたくて引くおみくじのお値段が 神社によって違うのも面白い 参拝者の多い神社程高いものです 神様へのお願いというより 神社への寄付いという感覚です 運試しは 安いおみくじの神社に出会うことが幸運の証かもしれません 

絵馬は おみくじよりより思い入れが強いと思われます 境内の絵馬をつい読んでしまうのですが 願い事や希望が身近で具体的で願う人の気持ちが切々と伝わります 受験期の合格祈願 病気回復 その家族の応援絵馬など 切迫感 悲痛さが伝わる内容もあります 漠然とした印刷回答を見るだけのおみくじ 願い事を公開する絵馬 

開いたおみくじを結んだ真っ白な枯れ木の花 整然と重なってぶら下がっている絵馬 それぞれの切迫感は違うにしても 神社の境内に行くと気持ちが落ち着きます 

絵馬を 見るとはなしに見ていたら 一つの絵馬に足が止まりました 「受刑者は 衣食住に 医療付き」関係者の絵馬だったのかもしれません 何を願ったのでしょうか 言葉がありません  

 

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