おはようございます
le vent です
外国に旅行する時は たいてい個人旅行です 質素でできるだけ安価に旅するようにしています
飛行機に乗り込む時 ビジネスクラスを通り抜けるのですが 楽そうねえ と正直思います まあこれが現実だ とエコノミーのシートに向かいます 長時間 体に合わないシートに縛られるのですから それなりの工夫はします が なんともならないのが シートの幅の狭さです 機内での空間占拠率が運賃だそうですから 仕方ありません せめて小柄なle vent が横座りできたらいいのですが それが出来たらビジネスシートです ガマン ガマン 資本主義です 貧富の差の現実です
ヨーロッパローカル線の飛行機の 横三人シートの窓側に座ったことがあります 北欧の方は特に体格の良い方が多い気がします 横の 真ん中のシートと通路側のシートに たまたま大柄な男性が二人 そのようなシート配分になっていました 肘掛けには隣の男性の丸太のような腕が飛び出しています トイレに行くことなど無理なお話 あの狭いシートに大柄な方が座ることができるのも驚きです ただローカル線ですから搭乗時間が あまり長くありません
機内サービスががありました 軽いおやつ程度です 小さなle ventは 男性の陰に隠れて見えなかったようで 無視されてしまったのです 仕方ないかと思っていたら 隣の大柄の男性が突然通り過ぎた乗務員を呼び止め 小さく丸まっているle vent を指さしたのです
sorry の連発 こちらこそ小さくてすみません 隣あった大柄な二人の戸惑った笑顔の 優しかったこと それから丸太のような大きな腕を 何とか引込めようとなさるのですが 無理なお話 「かまいませんよ 気になさらないで」とっさに英語での表現はできません 会話に心もとないle ventは ただ 両手を意味なく動かすだけの失礼な態度で意思を伝えました 情けない！です お二人 すみません 有難うございました
