おはようございます
le vent です
オ タ ル って響きがいいなと思ってました 札幌から電車で小樽に向かいました
札幌を出てしばらくすると 電車は海沿いを走ります ぼんやり海を眺めているとき「銭函」という変わった駅がありました 駅舎も家並みも特に印象に残ってはいないのですが「ゼニバコ」という駅名は とてもリアルで強く印象に残っています 時代劇にでてくる千両箱を連想しました 多分昔は 銭 という言葉が残っている以上かなり賑わったところだったのでしょう
小樽は勿論観光したのですが なぜか港の埠頭の光景が印象にあります 小型の貨物船が波に浮き沈みしながら接岸していました ペンキは剥げ落ちあちこちに酷い鉄さびが目立ちます 見るからに古そうな船で しかも喫水線ぎりぎりに船は沈んでいます 少し波が高ければ沈むのではないの? とle vent は恐れました
甲板には中古の自転車や冷蔵庫など電化製品が山積みされ数人の乗組員の忙しそうな姿がありました たくましい体付き粗末な衣服 女性も交じっているのです 船の名前はロシア語で記されて読めません 聞くともなしに耳に入ってきたのが 日本製の中古の家電など高く売れるとのこと 仕入れです 無事に帰れるのかなとまず思いました 現在も入港しているのか知りません
お天気の良さ 穏やかな昼間の埠頭 貨物船の古さ 女性船員の笑顔 心に残っています